リリースノート¶
- CHANGE
後方互換性のない変更
- UPDATE
後方互換性がある変更
- ADD
後方互換性がある追加
- FIX
バグ修正
2022.2.3¶
- リリース:
2023-02-08
変更履歴¶
[FIX] 依存している OpenSSL を 3.0.8 にアップデートしました
[FIX] 2023 年 4 月 4 日リリース予定の Chrome M112 でシグナリング時に接続が必ず失敗してしまう問題を修正しました
[FIX] ディスク障害が発生してログの書き込みに失敗した際に、障害が復旧した後でもログが書き込めなくなることがある問題を修正しました
2022.1.4¶
- リリース:
2023-02-08
変更履歴¶
[FIX] 2023 年 4 月 4 日リリース予定の Chrome M112 でシグナリング時に接続が必ず失敗してしまう問題を修正しました
2022.2.2¶
- リリース:
2023-01-05
変更履歴¶
[FIX] 音声ストリーミング機能で
sora.confの default_audio_streaming_result_push がtrueの際、プッシュ通知が行われない問題を修正しました[FIX] 音声ストリーミング機能でロールが
reconlyの場合にプッシュ通知が受信できない問題を修正しました[FIX] 音声ストリーミング機能で API を利用して音声ストリーミングを開始した際、通知が正常に行われない問題を修正しました
2022.2.1¶
- リリース:
2022-12-21
変更履歴¶
[FIX] 開発ツールが Safari / Mobile Safari / Firefox で動作しない問題を修正しました
2022.2.0¶
- リリース:
2022-12-21
ハイライト¶
sora ログと internal ログを JSONL 形式で出力するようになりました
Google が公開した超低ビットレートコーデック Lyra に対応しました
音声パケットを HTTP/2 経由で出力する音声ストリーミング機能を追加しました
録画開始ととアーカイブ開始のウェブフックを追加しました
ウェブフックが mTLS と CA 証明書の指定に対応しました
互換なしの変更情報¶
実験的機能であるセッションウェブフックのログ出力を req/res 形式に変更しました
実験的機能であるセンシティブデータ向け設定
redact_archive_metadata_sensitive_dataとredact_api_sensitive_dataを廃止しました録画メタデータファイルと API はセンシティブなデータがあっても編集を行わないようにしました
クラスター機能の仕組みを変更したため互換性がなくなりました、クラスターの再構築をお願いします
変更履歴¶
[FIX] DTLS 処理終了時に起きていた問題を修正しました
[FIX] 録画ウェブフックの
expired_atが秒単位の UNIX Time ではなくマイクロ秒になっていたのを修正しました[FIX] 録画ウェブフックの
split-archive.availableとsplit-archive-*.jsonに offset が含まれていなかったのを修正しました[FIX] ULPFEC が有効でな状態でパケロス発生時に録画に失敗することがある問題を修正しました
[FIX] 録画機能のウェブフックやファイルに含まれる統計値の名前 total_audio_discarded が間違っていたのを修正しました
JSONL 形式でのログ出力¶
[ADD]
sora.confにログフォーマットのレガシー形式を維持するlegacy_log_formatを追加しましたデフォルトは
trueですこれは移行用設定です
[ADD]
sora.confに JSONL 形式で出力しているログのレガシー拡張子を.logに維持するlegacy_log_extensionを追加しましたデフォルトは
trueですこれは移行用設定です
[ADD]
sora.confのlegacy_log_formatをfalseにすることで以下のログは JSONL 形式で出力されますsora ログ
internal ログ
signaling ログ
api ログ
auth_webhook ログ
session_webhook ログ
session_webhook_error ログ
event_webhook ログ
event_webhook_error ログ
connection ログ
[ADD]
sora.confのlegacy_log_extensionをfalseにすることで JSONL 形式で出力されているログファイルの拡張子が.logから.jsonlに変更されますsora.logがsora.jsonlに変更されますinternal.logがinternal.jsonlに変更されますsignaling.logがsignlaing.jsonlに変更されますapi.logがapi.jsonlに変更されますauth_webhook.logがauth_webhook.jsonlに変更されますsession_webhook.logがsession_webhook.jsonlに変更されますsession_webhook_error.logがsession_webhook_error.jsonlに変更されますevent_webhook.logがevent_webhook.jsonlに変更されますevent_webhook_error.logがevent_webhook_error.jsonlに変更されますconnection.logがconnection.jsonlに変更されます
[CHANGE] サポート用ログファイルである
connection_created_wait_timeout_error/<timestamp>_<connection_id>.jsonの拡張子を.jsonから.jsonlに変更しました
クラスター機能¶
[CHANGE] クラスターの仕組みを変更したため、2022.1 系までのクラスターの仕組みとは互換性がありません
クラスターの初期化が必要になります
[ADD] クラスター初期化に利用する InitCluster API を追加しました
[CHANGE] クラスター機能の ListClusterNodes API の
member_sinceを廃止しました[CHANGE] クラスター機能の ListClusterChannels API の戻り値を変更しました
ownersを追加し、その下にリストでnode_nameepochepoch_latestconnectedを持つようにしましたnode_in_chargeをnode_nameに変更しましたnode_in_charge_epochをepochに変更しましたnode_in_charge_epoch_staleをepoch_latestに変更しましたnode_in_charge_connectedをconnectedに変更しました
Lyra コーデックへの対応¶
これは実験的機能です
[ADD]
sora.confに Google が公開した音声圧縮用超低ビットレートコーデック Lyra を有効にする設定 lyra を追加しましたデフォルトは
falseですlyra = trueのように設定してください
[ADD] シグナリング接続時の音声コーデックタイプに Lyra を指定できるようになりました
指定する際は大文字の
LYRAで指定する必要がありますLyra を利用する際は lyra_params を指定する必要があります
lyra_paramsには lyra のバージョンを指定するversionとビットレートを指定するbit_rateが指定できます{"audio": "codec_type": "LYRA", "lyra_params": {"version": "1.3.0", "bit_rate": 9200}}
[ADD] 認証成功時に
{"audio": true, "audio_codec_type": "LYRA", "audio_lyra_params": {"version": "1.3.0", "bitrate": 9200}のように指定できるようになりましたこの指定を利用する場合は legacy_webhook_audio_video_json_structure を
falseにする必要があります
音声ストリーミング機能¶
これは実験的機能です
[ADD]
sora.confに音声ストリーミングのリクエスト先の URL を指定する audio_streaming_url を追加しました[ADD]
sora.confに音声ストリーミングで利用するデフォルトのランゲージコードを指定する default_audio_streaming_language_code を追加しました[ADD]
sora.confに音声ストリーミングでデフォルトで結果をプッシュ通知で行うかどうかを指定する default_audio_streaming_result_push を追加しました[ADD]
sora.confに音声ストリーミングで mTLS を利用する秘密鍵を指定する audio_streaming_tls_privkey_file を追加しました[ADD]
sora.confに音声ストリーミングで mTLS を利用する証明書を指定する audio_streaming_tls_fullchain_file を追加しました[ADD]
sora.confに音声ストリーミングで利用する CA ルート証明書を指定する audio_streaming_tls_verify_cacert_file を追加しました[ADD] 音声ストリーミングを開始する StartAudioStreaming API を追加しました
[ADD] 音声ストリーミングを終了する StopAudioStreaming API を追加しました
[ADD] 音声ストリーミングの解析結果を購読する SubscribeAudioStreamingResultPush API を追加しました
[ADD] 音声ストリーミングの解析結果を購読解除する UnsubscribeAudioStreamingResultPush API を追加しました
詳細は 音声ストリーミング機能 をご確認ください。
音声冗長化機能¶
[CHANGE]
sora.confのaudio_redのデフォルト値をfalseに変更しました
センシティブデータ¶
[ADD]
sora.confにセンシティブなデータが含まれる可能性がある項目を"REDACTED"という文字列への書き換えをスキップする skip_redact_sensitive_data を追加しましたデフォルトでは
falseです
[CHANGE]
sora.confのredact_archive_metadata_sensitive_dataを廃止しました録画メタデータファイルの
event_metadataはセンシティブなデータの書き換え対象外としました
[CHANGE]
sora.confのredact_api_sensitive_dataを廃止しましたAPI の
event_metadataはセンシティブなデータの書き換え対象外としました
詳細は センシティブデータ をご確認ください。
ウェブフックの audio と video 項目の JSON 構造のフラット化¶
[ADD]
sora.confにウェブフックの audio と video 項目のレガシーな JSON 構造する legacy_webhook_audio_video_json_structure を追加しましたデフォルトでは
trueですこれは移行用設定です
詳細は ウェブフックの audio と video 項目の JSON 構造のフラット化 をご確認ください
セッションウェブフックログを req/res 形式に変更¶
[CHANGE]
session_webhook.jsonlの出力形式を req/res 形式に変更しました[CHANGE]
session_webhook_error.jsonlの出力形式を req 形式に変更しました
録画とアーカイブ開始ウェブフックを追加¶
[ADD] 録画開始ウェブフック recording.started を追加しました
[ADD] アーカイブ開始ウェブフック archive.started を追加しました
[ADD]
sora.confに ignore_recording_started_webhook を追加しましたデフォルトでは
falseです
[ADD]
sora.confに ignore_archive_started_webhook を追加しましたデフォルトでは
falseです
ウェブフック mTLS / CA 証明書指定対応¶
[ADD]
sora.confにウェブフックのリクエスト先との通信で mTLS を利用する際の証明書を指定する webhook_tls_fullchain_file を追加しました[ADD]
sora.confにウェブフックのリクエスト先との通信で mTLS を理世する際の秘密鍵を指定する webhook_tls_privkey_file を追加しました[ADD]
sora.confにウェブフックのリクエスト先の証明書をベリファイするルート CA を指定する webhook_tls_verify_cacert_file を追加しました
ウェブフック統計情報¶
[ADD] ウェブフック関連の統計情報を GetStatsReport API に追加しました
total_auth_webhook_allowed認証ウェブフックで許可された数
total_auth_webhook_denied認証ウェブフックで拒否された数
total_successful_auth_webhook認証ウェブフックが成功した数
total_failed_auth_webhook認証ウェブフックが失敗した数
total_successful_session_webhookセッションウェブフックが成功した数
total_failed_session_webhookセッションウェブフックが失敗した数
total_successful_event_webhookイベントウェブフックが成功した数
total_failed_event_webhookイベントウェブフックが失敗した数
クラッシュログ出力 API¶
これは実験的機能です
[ADD] 意図的に crash.log を出力させる GenerateCrashLog API を追加しました
この API はログ出力の動作確認にのみ利用してください
この API はかならずステータスコード 500 を返します
2022.1.3¶
- リリース:
2022-11-02
変更履歴¶
[FIX] 依存している OpenSSL を 3.0.7 にアップデートしました
[FIX] データチャネルの性能ボトルネックを修正しました
[FIX] データチャネル利用時に高負荷になった状態が継続する問題を修正しました
[FIX] データチャネル利用時に意図しないメッセージを受信した際の問題を修正しました
[FIX] データチャネル利用時に意図しないエラーが発生する問題を修正しました
[FIX] データチャネル利用時に
compressがtrueになっている Label のメッセージが壊れている場合の問題を修正しました
2022.1.1¶
- リリース:
2022-07-12
変更履歴¶
[FIX] 依存している OpenSSL を 3.0.5 にアップデートしました
[FIX] 録画機能の
{"type": "split-archive-end"}ウェブフックには解像度を含めないように修正しました[FIX] 録画機能の
split-archive-end-<connection_id>.jsonファイルには解像度を含めないように修正しました[FIX]
sora.logにでるべきログの一部がinternal.logに出力されていた問題を修正しました[FIX] クラスターのノードが異常な状態になったタイミングで
emergencyログを出力して終了するように修正しました[FIX] sora.conf の
default_multistreamが true の時に、"type": "connect"メッセージのroleにsendrecvを指定し、かつmultistreamを指定しない場合に、エラーとなり接続できない問題を修正しました
2022.1.0¶
- リリース:
2022-06-29
ハイライト¶
Ubuntu 22.04 に対応しました
RHEL 9 に対応しました
サイマルキャスト機能が正式版になりました
スポットライト機能が正式版になりました
スポットライト機能がサイマルキャスト無効でも利用できるようになりました
サイマルキャスト機能やスポットライト機能利用時に、視聴されていないストリームは復号処理を行わない仕組みを追加しました
録画機能で、録画ファイル分割出力機能を有効にした場合にも recording.report ウェブフック通知とレポートファイルが作成されるようになりました
クラスター利用時に、同一ライセンスを利用できる「最大ノード数ライセンス」の提供を開始しました
クラスター機能で録画状態を共有する機能を追加しました
クラスター機能でクラスター参加を自動で行う仕組みを追加しました
クラスター機能でネットワーク障害発生時に自動で復旧を試みる仕組みを追加しました
特定の接続からのストリームを受信しないようにできる
bundle_idを追加しましたセンシティブなデータが含まれる可能性がある
session_metadataやevent_metadataの値を"REDACTED"という文字列に書き換える仕組みを追加しました
廃止情報¶
sora.confのdemoを廃止しましたsora.confのremote_statsを廃止しましたsora.confのunuse_metadata_listを廃止しましたsora.confのuse_re_offerを廃止しましたGetAllRemoteStats API を廃止しました
GetChannelRemoteStats API を廃止しました
GetConnectionRemoteStats API を廃止しました
StopRecording API の
redirectを廃止しました
互換なしの変更情報¶
マルチストリームをデフォルトで有効にしました
sora.confのdefault_multistreamをfalseにすることでマルチストリームがデフォルトではなくなりますこの設定は 2023 年 6 月リリースの Sora にて廃止されます
詳細は sora.conf の default_multistream の廃止 をご確認ください
type: archive.endをtype: split-archive.endに変更しましたsora.confのsplit_archive_legacy_prefixをtrueにすることでtype: archive.endがそのまま利用できますこの設定は 2023 年 6 月リリースの Sora にて廃止されます
詳細は sora.conf の split_archive_legacy_prefix の廃止 をご確認ください
type: archive.splitをtype: split-archive.availableに変更しましたsora.confのsplit_archive_legacy_prefixをtrueにすることでtype: archive.splitがそのまま利用できますこの設定は 2023 年 6 月リリースの Sora にて廃止されます
詳細は sora.conf の split_archive_legacy_prefix の廃止 をご確認ください
archive-<connection-id>_<index>.webmをsplit-archive-<connection-id>_<index>.webmに変更しましたsora.confのsplit_archive_legacy_prefixをtrueにすることでarchive-<connection-id>_<index>.webmがそのまま利用できますこの設定は 2023 年 6 月リリースの Sora にて廃止されます
詳細は sora.conf の split_archive_legacy_prefix の廃止 をご確認ください
archive-<connection-id>_<index>.jsonをsplit-archive-<connection-id>_<index>.jsonに変更しましたsora.confのsplit_archive_legacy_prefixをtrueにすることでarchive-<connection-id>_<index>.jsonがそのまま利用できますこの設定は 2023 年 6 月リリースの Sora にて廃止されます
詳細は sora.conf の split_archive_legacy_prefix の廃止 をご確認ください
セッションウェブフックでセッションの接続数が 0 のタイミングで
multistreamとspotlightがセッションと異なる新規接続が来た場合は既存のセッションを破棄しsession.destroyedウェブフックリクエストを送信した後に、新規でセッションを作成しsession.createdを送信するように変更しましたセッションウェブフックでセッションの接続数が 0 ではないタイミングで
multistreamとspotlightがセッションと異なる新規接続が来た場合はINVALID-SIGNALING-PARAMSエラーを返し切断するように変更しましたセッションウェブフック
session.createdとsession.destroyedのcreated_timeとdestroyed_timeを UNIX 時間に変更しましたsora.logとinternal.logの時刻を RFC3339 準拠に変更しましたcluster関連設定名を変更しましたcluster_node_nameをnode_nameへ変更しましたcluster_api_urlをexternal_api_urlへ変更しましたcluster_signaling_urlをexternal_signaling_urlへ変更しましたsora_versionをversionに変更しました
cluster関連 API の引数や戻り値を変更しましたクラスター機能を有効にしたときのモードを
initialへ変更しましたクラスターに参加したときに自動でモードが
initialからnormalへ切り替わるよう変更しました
変更履歴¶
[CHANGE] セッションウェブフック
session.createdのcreated_timeを UNIX 時間に変更しました[CHANGE] セッションウェブフック
session.destroyedのcreated_timeを UNIX 時間に変更しました[CHANGE] セッションウェブフック
session.destroyedのdestroyed_timeを UNIX 時間に変更しました[UPDATE] 組み込みの開発ツールを
2022.1.0にアップデートしました[ADD] RHEL 9 x86_64 に対応しました
[ADD] Ubuntu 22.04 x86_64 に対応しました
[ADD] イベントウェブフック
connection.createdに RFC3339 形式で出力するcreated_timestampを追加しました[ADD] イベントウェブフック
connection.updatedに RFC3339 形式で出力するcreated_timestampを追加しました[ADD] イベントウェブフック
connection.destroyedに RFC3339 形式で出力するcreated_timestampを追加しました[ADD] イベントウェブフック
connection.destroyedに RFC3339 形式で出力するdestroyed_timestampを追加しました[ADD] イベントウェブフック
connection.destroyedに UNIX 時間で出力するdestroyed_timeを追加しました[ADD] GetStatsReport API に Sora のバージョンを取得できる
versionを追加しました[ADD] 認証成功時の H.265 の払い出しを追加しました
[ADD] 認証ウェブフックに
simulcast_ridを追加しました[ADD] Sora 内部で利用するファイルを書き出す
dataディレクトリを追加しました[ADD]
sora.confに Sora 内部で利用するファイルを書き出すdataディレクトリを指定するdata_dirを追加しました[FIX] Opus の RED の仕様変更ともない動作しなくなっていた問題を修正しました
[FIX] 0 番ポートでパケットが送られてきた場合の問題を修正しました
[FIX] DTLS で異常なパケットが送られてきた場合でも可能な限り丁寧に終了処理を行うように修正しました
[FIX] 異常な STUN パケットが送られてきた場合の問題を修正しました
[FIX] 録画した WebM ファイルの
Cluster Timecodeが負の値になると発生する問題を修正しました
マルチストリームをデフォルトで有効化¶
マルチストリームをデフォルトで有効にしました。
いままでマルチストリームを利用する場合は、シグナリング接続時に "multistream": true を指定して有効にする必要がありました。これをデフォルトで有効に変更しました。
今後は、マルチストリームを利用しない場合は明示的に "multistream": false を指定する必要があります。
[CHANGE] マルチストリームをデフォルトで有効に変更しました
[ADD]
sora.confにマルチストリームのデフォルト値を指定するdefault_multistreamを追加しましたデフォルトでは
trueが設定されていますこの設定は 2023 年 6 月リリース予定の Sora にて廃止します
詳細は sora.conf の default_multistream の廃止 をご確認ください
例外的にスポットライト機能を利用するときは "multistream": true を明示する必要があります。
bundle_id の追加¶
複数のコネクションを同じ端末から接続する際、それぞれのコネクションで同一の bundle_id を指定すると、
同一の bundle_id を指定した接続からの音声や映像、メッセージングを受信しなくなります。
画面共有の映像を受信したくない場合などにお使いください。
[ADD]
sora.confに"type": "connect"時にbundle_idを指定できるかどうかを設定する signaling_bundle_id を追加しましたデフォルトでは
falseが設定されています
[ADD]
sora.confに signaling_notify_bundle_id を追加しましたデフォルトでは
trueが設定されています
[ADD]
"type": "connect"でbundle_idが指定可能になりました詳細は bundle_id の指定 をご確認ください
[ADD] 認証成功時の払い出しで
bundle_idを指定可能になりました詳細は bundle_id の払い出し をご確認ください
sora.log と internal.log の出力¶
[CHANGE] タイムスタンプの出力を RFC3339 準拠に変更しました
Sora 2021.2.7 まで
2022-03-07 02:54:26.847 UTC [info] [-/-/-] <0.1218.0> SORA | node_name=sora@192.0.2.1, version=2021.2.7
Sora 2022.1.0 から
2022-03-07T02:54:26.847130Z [info] [-/-/-] <0.1218.0> SORA | node_name=sora@192.0.2.1, version=2022.1.0
録画機能¶
[CHANGE] 分割録画ファイルとメタデータファイルの出力名を
archive-<connection_id>_<index>.(json|webm)からsplit-archive-<connection_id>_<index>.(json|webm)に変更しましたsora.confのsplit_archive_legacy_prefixをtrueにすることでarchive-<connection_id>_<index>.(json|webm)を維持できます
[CHANGE] 録画分割時のウェブフックのタイプ
"type": "archive.split"を"type": "split-archive.available"に変更しました[CHANGE] 録画分割時のウェブフックのタイプ
"type": "split.end"を"type": "split-archive.end"に変更しました[CHANGE] 録画一時ファイルディレクトリ
archive_tmp_dirに保存される録画一時ファイルは、録画が失敗した場合には削除されなくなりました[ADD]
report-<connection_id>.jsonにnode_nameとlabel項目を追加しました[ADD]
sora.confに分割録画ファイル名をarchive-<connection_id>_<index>.(json|webm)にするsplit_archive_legacy_prefixを追加しましたデフォルトは
falseですこの設定は 2023 年 6 月リリース予定の Sora にて廃止します
詳細は sora.conf の split_archive_legacy_prefix の廃止 をご確認ください
[ADD] 録画の状態をクラスターで共有する仕組みを追加しました
[ADD]
split_onlyにtrueを指定した場合に、archive.endウェブフックと対になるsplit-archive-end-<connection_id>.jsonファイルを作成するようになりました[ADD]
split_onlyにtrueを指定した場合でもrecording.reportウェブフックリクエストを飛ばすようになりました[ADD]
split_onlyにtrueを指定した場合でもreport-<recording_id>.jsonファイルを作成するようになりました[ADD] 録画メタデータファイルとレポートファイルに
labelとnode_nameを追加するようにしました[UPDATE] 録画で生成された WebM ファイルが Windows の
Windows標準アプリケーションの"映画&テレビ"で正常に再生できない問題へ対応しましたSora 側の問題ではなく
Windows標準アプリケーションの"映画&テレビ"が WebM の仕様を守っていないことによる問題です
サイマルキャストやスポットライト機能利用時の負荷削減¶
[ADD] サイマルキャストやスポットライト利用時に誰も視聴していない音声や映像ストリームの復号を行わない処理を追加しました
[ADD] 統計 API の rtp 項目に
tocal_decrypt_skipped_audio_srtpを追加しました[ADD] 統計 API の rtp 項目に
tocal_decrypt_skipped_video_srtpを追加しました[ADD] 統計 API の simulcast.rtp.(r0|r1|r2) 項目に
total_decrypt_skipped_srtpを追加しました
サイマルキャスト無効でのスポットライト機能利用¶
[ADD] スポットライト機能を
"simulcast": falseでも利用可能になりました
クラスター機能¶
[CHANGE] クラスター有効時に起動した際のモードを
initialモードに変更しました[CHANGE] クラスターに参加したタイミングで自動で
initialモードからnormalモードに切り替わるように変更しました[CHANGE]
sora.confのcluster_node_nameをnode_nameに変更しました[CHANGE]
sora.confのcluster_signaling_urlをexternal_signaling_urlに変更しました[CHANGE]
sora.confのcluster_api_urlをexternal_api_urlに変更しました[CHANGE] クラスター有効時に sora.log / internal.log にクラスターノード名を出力するように変更しました
[CHANGE] JoinCluster API の
cluster_node_nameをcontact_node_nameに変更しました[CHANGE] ListClusterNodes API の
cluster_node_nameをnode_nameに変更しました[ADD] クラスターから特定のノードの情報を完全消去する PurgeClusterNode API を追加しました
[ADD]
sora.confに Sora 起動時に自動でクラスター参加を試みるcontact_node_name_listを追加しました詳細は contact_node_name_list をご確認ください
[ADD]
sora.confにネットワーク障害等発生時に自動で再接続を試みるcluster_auto_reconnectを追加しましたデフォルトは有効です
詳細は cluster_auto_reconnect をご確認ください
[ADD] ネットワーク障害等発生時に自動で復旧を試みる仕組みを追加しました
最大ノード数対応ライセンス¶
クラスター利用時に複数のノードに同一ライセンスを利用可能にする最大ノードライセンスの提供を開始しました。
詳細は 最大ノード数ライセンス をご確認ください。
[CHANGE] 最大ノード数ライセンスに対応していない同一ライセンスを複数のノードに適用し、クラスターを構築しようとすると
DUPLICATE-LICENSEが出力されるように変更されました無制限ライセンスをご利用のお客様でクラスターを利用されている場合はサポートまでご連絡ください
[ADD] クラスター利用時に同一ライセンスを利用可能な最大ノード数ライセンスに対応しました
新規でライセンスを発行し直す必要がありますのでサポートまでご連絡ください
新しくライセンスに
max_nodesという項目を追加し、この最大ノード数までは複数の Sora で同一ライセンスを利用可能になります
統計機能¶
[ADD] 統計 API の rtp 項目に
total_received_srtp_invalidを追加しました[ADD] 統計 API の turn 項目に
total_received_unknown_packetを追加しました[ADD] 統計 API の turn 項目に
total_received_stun_unknownを追加しました[ADD] 統計 API の turn 項目に
total_received_stun_invalidを追加しました[ADD] 統計 API の turn 項目に
total_received_turn_invalid_stunを追加しました[ADD] データチャネルの破棄やリトライの回数をラベルごとに取得できるようになりました
データチャネルの破棄メッセージ数
total_data_channel_abandon_messageを追加しましたデータチャネルの再送メッセージ数
total_data_channel_retransmit_messageを追加しましたデータチャネルの
DATA_CHANNEL_OPENメッセージ数total_data_channel_ack_messageを追加しましたデータチャネルの
DATA_CHANNEL_ACKメッセージ数total_data_channel_open_messageを追加しました
[UPDATE]
total_sent_data_channel_messageからDATA_CHANNEL_OPENメッセージを除外しました[UPDATE]
total_received_data_channel_messageからDATA_CHANNEL_ACKメッセージを除外しました
センシティブデータ編集済出力機能¶
詳細は センシティブデータ をご確認ください。
[CHANGE]
auth_webhook.logに含まれるevent_metadataの中身を編集済みを表す"REDACTED"という文字列に書き換える変更を行いました[CHANGE]
session_webhook.logに含まれるsession_metadataとevent_metadataの中身を編集済みを表す"REDACTED"という文字列にに書き換える変更を行いました[CHANGE]
event_webhook.logに含まれるevent_metadataの中身を編集済みを表す"REDACTED"という文字列にに書き換える変更を行いましたevent_webhook_error.logのevent_metadataは書き換えを行いません
[ADD]
sora.confにAPI 戻り値に含まれるセンシティブな可能性があるデータを編集済みを表す"REDACTED"という文字列に書き換えるredact_api_sensitive_dataを追加しましたデフォルトでは
trueevent_metadataの中身を"REDACTED"という文字列に書き換えます
[ADD]
sora.confに録画メタデータファイルに含まれるセンシティブな可能性があるデータを"REDACTED"という文字列に書き換えるredact_archive_metadata_sensitive_dataを追加しましたデフォルトでは
trueevent_metadataの中身を"REDACTED"という文字列に書き換えます